キリンビバレッジとダイドードリンコは、2016年4月からお互いの商品を自動販売機で相互に販売する業務提携を行うことを発表しました。
背景には、自販機台数トップのコカ・コーラと、JTの自販機事業を買収して台数を増やしたサントリーが2強体制となり、他メーカーは対抗策を迫られたことが挙げられます。
今回の業務提携により、両社は以下4つの実現を目指します。
- お互いの主力製品の販路拡大
- 自動販売機の売上アップと収益向上
- お客様との接点拡大によるブランド力の向上
- 自動販売機事業の持続的成長
ダイドードリンコからは、主力の「ダイドーブレンドコーヒー」と「ダイドーブレンド 世界一のバリスタ」を、キリンからは、紅茶シェアトップを誇る「午後の紅茶」のミルクティーとレモンティーを、お互いの自動販売機で販売を開始します。
お互いの主力商品を供給することで、自販機1台あたりの売上アップを図ります。